展示サンプルの説明札
展示サンプルの説明札|仕様と触れる可否を分けて伝える準備
展示会で実物サンプルの横に置く説明札は、商品名を大きく書くだけでは来場者の疑問に答えきれません。型番、素材、見本か販売品か、触れてよいか、写真を撮れるか、注文時の参照名を一枚の札で分けて示すと、スタッフの説明も揃えやすくなります。
来場者が最初に尋ねることから情報の順番を決めるのが準備の出発点です。

来場者の質問から優先順位を作る
「これは買えますか」「触ってもよいですか」「素材は何ですか」「写真を撮れますか」という質問が想定されます。販売品と展示専用品が同じ形なら、札の最上段で「見本」「販売品」を区別します。型番が注文時の呼び名になるなら、商品名より先に参照名を置く案もあります。
質問が多い順に短く答え、詳細な説明は別資料へ分けます。札に情報を詰めすぎると、来場者が読む前にスタッフへ尋ねるためです。
隣の商品との対応を明確にする
同じ形で素材違いを一組として扱う
同じ形のサンプルが木・金属・樹脂など素材違いで並ぶ場合、札の位置だけに頼ると移動後に対応が崩れます。写真番号やA・Bの記号を商品と札の両方へ付け、型番と素材を同じ行に書きます。色違いも別商品として扱うか、共通説明にするかを決めます。
展示品が移動した場合に備え、札の裏面へ参照名を残す方法もあります。ただし裏面を来場者が読めないなら、表の見出しだけで対応できるようにします。
触れる・撮る・注文するを分ける
「触れてよい」は表面を触ること、「写真可」は撮影の許可を示す情報で、販売可否とは別です。触れる範囲を限定する、スタッフに声をかける、撮影時に他の来場者を写さないなど、会場ルールがある場合は主催者の案内を優先します。札では可否を短い言葉にし、例外はスタッフ用一覧に記録します。
試作品と販売仕様が異なる場合は、写真の見本がそのまま届くとは限らないことを明記します。注文時の参照名、数量、希望仕様をメモへ転記し、会場で聞いた内容と後日の注文を結びます。
入替日を想定して原稿を整える
会期中にサンプルが入れ替わるなら、札の文章を先に固定せず、商品一覧と対応させて差し替えます。型番、素材、見本/販売、触れる可否、写真可否、参照名を表にし、変更日と担当者を記録します。文字は遠くから読む見出しと、近くで読む補足を分け、長い注意書きで肝心の参照名が埋もれないようにします。
EIGHTのbusiness案内には展示パネルや商品説明の相談範囲が掲載されていますが、特定の札の制作可否や仕上がりを保証するものではありません。用途と現物の情報を添えてLINEへ相談します。
仕様が同じに見える展示品でも、販売対象かどうかは別に表示します。撮影可の札でも、写真の公開先や人物の写り込みを会場ルールに合わせ、SNS掲載まで許可した意味に広げません。文字札を入れ替える担当者と変更時刻を決め、旧版を回収してから新しい札を置きます。これにより、実物は販売品へ変わったのに札だけが「見本」のまま残る失敗を防ぎやすくなります。
札を読む位置も、通路側か展示台の正面かで変わります。立ち止まる場所を想定し、見出しと補足の距離を分けます。
札を作る前のチェックリスト
- 型番・素材・参照名
- 見本か販売品か
- 触れる範囲と写真可否
- 隣の商品との記号対応
- 入替日・変更担当・版
よくある質問
展示品を触ってよいか札に書くべきですか?
会場ルールに合わせ、触れる範囲やスタッフへの声かけを短く示すと質問を減らせます。販売可否や写真可否とは別欄にします。
試作品を販売品として注文できますか?
試作品と販売仕様が同じとは限りません。札に見本であることと参照名を書き、注文時に仕様を改めて確認します。
関連案内
この制作に近いご相談はLINEへ
展示サンプルの写真、札の用途、数量、希望時期をLINEでお送りください。文面未定でもご相談いただけます。